国産の任天堂

親戚の子は高校生だ,今の高校には僕の時代には無かった情報という授業があるみたいだ。

この前,親戚の子から情報の授業で「AppleiPhone」について設問があるので教えて欲しいと言われた。

設問の内容はiPhoneの仕様と国内の携帯電話市場に関するちょっとした資料が添付されつつ,iPhoneは日本国内で売れるのか?自分の思うことを書けというような内容。

ビックリ,なぜAppleiPhone
この設問の意図した事が完全にはわからないので言い切る事はできないが,きっと新しい機器によりどんな事が起きるのか考えてみろという内容だと思う。

だとしたら,携帯電話という言葉をゲームに,AppleをNintendoに,iPhoneをNitendoDSに置き換えて最後の文章を「なぜ売れたのか?」の方がいいんじゃないかな。

ゲーム業界の根本を変える!と宣言し,当時の開発者(僕も含めて)に期待と悲観的な目で見られながら本当に根本を変えてしまった「国産のNintendoDS」。
せっかくの授業なんだし外国産のものを取り上げなくても…それとも今時の高校生は携帯電話の方がいいのかな?

と思っていた時にこの文章

任天堂復活が示す、日本企業の未来図

に出てくるこの一言「かがゲーム業界の一経営者をなぜ「時評」欄で……と言うなかれ」で思った。
たかがゲーム業界という見方が多数を占めるし,学校で扱う内容としてはダメなのかも。

でも,米誌「BusinessWeek」のIT企業トップ100(世界中の)で2007年,2008年ともに10位以内。
すごいことだと思うんだけどなぁ。

BusinessWeek誌の「IT企業トップ100」,首位はAmazon,8位に任天堂 | 日経 xTECH(クロステック)
BusinessWeek誌のIT企業ランキング,Amazonが2年連続首位,米企業の割合が減少 | 日経 xTECH(クロステック)