自分流

今日はちょっと仕事ネタ。

とりあえず、去年から

  • 直属の上司がいきなり責任はおいたくないと泣き出す
  • トップは、自分は面倒をみたくないけどなんとかしろとヘビー級な発言
  • パートナーは一週間でトンズラ!!
  • 残った自分
  • ついでに仲良く残ってくれた大盛スパゲッティソース
  • 遠くから続々とやってくる新型モビルスーツ、その名もバグ
  • 仕様どころか、なにが正しいか分からない!?どうする?
  • エブリデイが珍事件の発生日!追加機能と仕様変更の嵐

な状況で仕事しています。

あ、そうそうそして

  • 正式リリースの日程は決まっていて
  • 会社の主力製品なんだそうです


で、何から手を付けたのかを今日は書こうと思う、名付けて自分流。

無理なもんは無理という

これは、そうとうやなことです。だって無理っていわれた方はどんないい方であれ

「あいつはやる気がない!ダメなやつ!」

と心にのこるわけだし。

まぁトップに無理といえばそれだけで出世の見込みは0パーセントになる、というかなってしまった(笑)。

「そんなこともできないの?」

とかいわれるとむかつくし。

でも元気にいわないとね。だって出来ない事できるっていってもしょうがない。


はっきりものを言いすぎると人間関係がこじれるかもしれない。

だけど、トップがいれかわる事だってあるかもしれないし喧嘩しても仲直りするかもしれないし。

まぁあれこれくよくよせずに、無理っす!と元気よくいっちゃうほうが体にいい(笑)


情報共有その1

ところが、無理ってただいってても人は引き下がりませんね。

で、情報共有の出番です。

バグトラッキングシステムを立ち上げて、とりあえずバグやら不都合やらを登録しみんなにみれるように。

まぁ、みなさんバグトラッキングとか言われても他人事で無関心。

なので、最初の方は無理!っていうときの言い訳を忘れないようにする自分にとっての備忘録でした。


(だんだんとバグが消えていくと目に見えて楽しくなりますがね)

で、画面にズラーっとなるぶバグをトップに見てもらいつつ理解を得る…


得られませんでしたけどね(笑)

まぁバグトラッキングシステムの方はあまり効果でませんでした。

情報共有その2

バグがこんなにあるから無理っすよ!ってのがダメなら…。


そして、数式はめちゃくちゃだし、誰がきめた仕様なのかわからんし、とりあえず落ちるし…なにがなんだかわからん!

ってことで、Wikiを立ち上げ。


Wiki に自分の調べた事を一つ一つかきこみ、みんなに見えるように。

これももちろんみんなは他人事で無関心なんだけど、だんだんと興味をもちはじめてくる。

というのも、メールや口頭で質問きても、返事はその場でしないでWikiに書き込むから。

つまり徹底したわけです。

ついでに、会議の結果で決まった事や、内部の数式処理もぜーんぶのっけて。


で、みなさん最近になってだんだんと興味がでてきたみたいです。

いまでは、少なくとも僕以外の人にも無くてはならない道具となってきましたね

人の話は聞かない

所詮人間なんで間違いや思い違いとかあるわけですよ。

だけど、コードは嘘つかない、並べられたどおり行進するだけ。

ってことで、だれかに聞いたりせず、すべてコードから読み取る。

コメントも信用しない。

すべてはコードから、コードは嘘つかないです!行進がとぎれることはあるけどね(笑)

推測、憶測でものごとを語らない

まず、事実をならべる。

それにつきます。

事実をならべたら、それを整理整頓する。

これだけで問題の半分がかたづく。



たとえば、ある機能Aの処理が遅かったとして、凄い人が

「AはBというアルゴリズムだからおそいんだ!だって明らかに遅そうだし!」

といわれても鵜呑みにしない。

本当にBのせい?

もしかしたらBは遅くてもそれほどではなく、違う原因があるのでは?

ひょっとすると、機能Aの外側に原因があってBを使うしかないかも?

測定はした?遅い遅いといっても、実はそれほどでもないかも?



「凄い人が言う事は絶対だ」

なーんて鵜呑みにしている暇があるなら一つ一つ事実を探したり、測定したりしたほうがいい。



そもそも口だけ出すなら誰でもできるわけで、凄い人だからといって気を使っていてもしょうがない。


結論

そんなこんなで製品はなんとかなりつつあるけど、出世の見込みはなくなりました!(笑)

まぁ、自分は不器用だからこんなもんでしょ。

でも、万事が塞翁が馬。今日逆風であっても明日は穏やかな天気かもしれない。

ってことでお花見にでもいこーっと。