トラビアン

ブラウザ上で出来るゲーム,トラビアンをやってみた。

このゲームはドイツ生まれで,ゲームの種類としては所謂ストラテジーゲーム(信長の野望とかみたいな)です。
シムシティー+戦争みたいな感じでしょうか。

このゲームは

陣地に建てる施設,資源,兵士という三つの要素とネットワークという繋がりがあります。

具体的には施設から得られる資源で新しい施設を建てたり,兵士をやとったり。
兵士は資源を食べるだけで生産性は一つしかない。一つというのは未知の場所を占拠する事ができるだけです。あ!それと陣地を守る事もできます。
三つ要素の関係はいたってシンプルです。

しかしネットワークという繋がりのおかげでこのシンプルな要素が面白い駆け引きを生み出してくれます。見知らぬ誰かがせめてきたり,見知らぬ誰かと資源を交換したり,同盟をむすんだり…。


とまぁここまではよくあるゲームです。ところが,このゲームが他のゲームと違う所が一点あります。
施設から資源が生まれるまでがやたら遅いんです。
最初っから平気で30分とか1時間とか(ゲームが進行するにつれもっと長くなります)。施設を建てるのも同様に時間がかかります。

つまりゲームをしている時間は非常にのんびりとしたもので,次の行動を選択するのに数時間待つことになります。

実際のゲームプレイは,何時間かに一度ログインしてポチポチとゲーム内で出来る行動をとっていくみたいな流れです。

普通ゲームをプレイするのは連続的です。一度電源をいれたら1時間以上続けてあそぶものです。そしてその中では常に目の前の画面は変わりつづけます。

ところがこのトラビアンは進行時間が遅いという理由で,このゲームを遊ぶユーザーは長い日数をかけて半日に一度ゲームを起動し,5〜10分ぐらい遊びます。


つまり細く長くプレイするわけですね。

ただ戦いが始まると結果を見たくてこまめにログインする事になりますが。


さてさてこのゲームは通常のゲームとちがってユーザーはまるでSNSをするような姿勢でゲーム画面を見る事になります。

このようなゲームの場合広告費で稼ぐ事もできそうなんだけど,広告は出してないみたいですね。課金システムです。

この手のゲームはiPhoneとかと相性がいいとおもうんで,これから成長が期待できそうなゲームです。