HDDへのアクセスって何を指標にすればいい?
浮動小数点の計算とかならCPUのFLOPSを見ればいい。
しかしHDDのアクセスの場合,もっと言えばHDD上のデータをメモリに入れるか,もしくはメモリ上のデータをHDDに書き込む場合。
この場合って何を指標にするんだろう?
RPMといいたいところだけど,それだけじゃないよね?
転送速度とかもみたいし。
キャッシュとかも関わってくるだろうけどいいだすときりがないのでこの二つをメインに考える。
まずRPMに関しておさらいなんだけど,これはHDDが一分間に何回回転できますよって数値。
この数値が高ければHDD内のデータへアクセスするのが早いってことになる。
次に転送速度だけど,IDE接続とかS-ATAといったHDDとボードへのアクセス方式の違いから速度がかわってくる。
CPUと周辺機器との転送速度にはB/Sと呼ばれる一秒間あたりのデータ量という記法で性能が明記されている。
ちなみにネットとかのbpsはビットなんですね。
転送速度と回転数,この二つが指標になるって感じで理解しているつもりなんだけど。
複数の機器をまたぐって事でFLOPSとかと比べてちょっと複雑だ。
で,上記二つのうち一番大事なのはやっぱり転送速度だろう。
これがHDDへのデータアクセスという行為の中で一番キーになるはずだし,
なぜなら回転数がどんなに早くても転送速度の限界以上はアクセスできないはずだから。
ということで結論は転送速度を指標にするってことで。