ズレた感覚

「あんまり完成度を上げると仕事がこなくなるかもしれないから」

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うん?なにいってんだ?

冒頭のセリフを言われて僕はきょとんとしてしまった。
今年も残すところわずかだが,このセリフが今年ナンバーワンの不思議なセリフだ。


さてどんな状況で言われたセリフかというと,
業務で作っているパッケージソフトの完成度がまだ低くバグが残っている&機能が整備されていない等でスケジュールの見直しが必要だったので緊急会議をした時。
請負業務というか,受託開発を長年やってきたひとが開口一番はなったセリフ。


後から別の人に聞いたんだけど受託開発とかだと完成度をたかめすぎるとサポートとか保守でもうからないらしい。
なので完成度にこだわらないのは普通の感覚らしい(本当か?なんか身の回りだけなような気が…する)。

それから日本企業の話が始まって,その話を踏まえて僕の考え方を変えるようにしてきた。
どいうことかというと,日本の企業は一生懸命製品を作ってきたけどお客さんが望まないところまでやってしまって結局世界で売れなくなってしまった。
だからそんな運命をたどらないように・・・って感じな話だ。


かるく聞き流したけど。


僕はパッケージソフトしかやったことないから分からないけど,前の会社でも請負でやっている人たちも完成度は気にしてたんだけどな〜。