Introduction to Sound Programming with ALSA その4
下記URLの記事を自分に必要な所だけ訳しているので、メモ書きを。
http://www.linuxjournal.com/article/6735
A Typical Sound Application
ALSAのPCMインターフェースを使ったプログラムは次のような疑似コードになるでしょう。
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- 録音か再生目的でPCMインターフェースを開く
- ハードウェアパラメータを設定する(アクセスするモード、データのフォーマット、チャンネル数等)
- 処理するべきデータが存在する限り、(録音なら)PCMデータを読むか、(再生なら)PCMデータを書き込む
- PCMインターフェースを閉じる
コンパイルするには
以下の説明はUbuntu6.06を前提にしています。
まずALSA用の開発環境をそろえます。apt-getでインストールしてください。
$ sudo apt-get install libasound-dev
当然の事ながら、ALSAのヘッダーファイルをインクルードしないとコンパイルできません。
次のようにALSA_PCM_NEW_HW_PARAMS_APIを定義してからインクルードします
#define ALSA_PCM_NEW_HW_PARAMS_API #include
コンパイルはALSAライブラリとリンクする必要があるので
$ g++ ***.cpp -lasound
としてください。
また、いくつかのALSAライブラリではdlopenライブラリや浮動小数点ライブラリを使うので
$ g++ ***.cpp -lasound -lm -ldl
とする必要があるかもしれません。