クーロン摩擦や構造減衰を近似する
今日は振動工学の第四章をよんでました。
最初は減衰というメカニズムの説明でした。
運動エネルギーがだんだんと失っていくことを減衰というんですが。
失った運動エネルギーは、摩擦による熱や固体の構造内部にたまったりします。
それから、扱いやすい減衰現象の粘性減衰を。
粘性減衰は線形の微分方程式となるので大学一年時の復習でした。
つまり、速度に比例する抵抗力と、復元力からなる運動方程式は
これを解くにはまぁ特性方程式やら、ルートの中身が0か正か負かなんていろいろやっていくわけですね。
で、面白かったのは、この粘性減衰でほかのクーロン摩擦とかを近似する話!
ようは、フツウにとくには難しい抵抗力を、上式の速度の係数をいじることで粘性減衰であつかっちゃおうと。
で、扱う際は散逸エネルギー(減衰で失われるエネルギー)が合致するように選んでいくっていう話でした。
なかなか面白かったです。