メイキング・オブ・ピクサー

ここ最近の通勤中は「メイキング・オブ・ピクサー 創造力をつくった人々」を読んでました。


http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%BC%E2%80%95%E5%89%B5%E9%80%A0%E5%8A%9B%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%BA%BA%E3%80%85-%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89-%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9/dp/4152090162


これは面白いです。

ピクサーという会社の歴史を辿っていくんですが,まぁそれはイコールで3DCGという分野の起源から物語がはじまるってことでもあるんですが。

非常に面白い話の連続で,やりたい事をやりたいから会社を興し,存続の危機を何度も味わったり,トップから必要とされてなかったりと,「おいおいこれでよく会社としてやっていけたなぁ」と。


僕は元ゲーム会社の社員ということもあり,いわゆるBtoCのエンターテイメント分野の事を知っているので面白さがぐっと上積みされました。
でもそういうの抜きで,コンピュータ業界の一企業のサクセスストーリーとしておもしろい読み物だと思います。



ちなみに書籍の中で技術系の話も多少は触れているものの,単語単位の誤訳があるのですっとばして読んだ方がいいでしょう。