会社の勉強会

最近の会社での勉強会は,相変わらずNikishcovさんのIntroduction fem を読んでいる。
現在Chapter4だ。

4.2.2 Calculation of strains and stressを読んでて,
積分点で求めた応力を節点に外挿するやりかたに関して途中式が抜けているのが気になったので備忘録をかねて。

積分点というのは,変位の連立方程式を解き,応力やひずみを各要素で解いていく際に使うガウス積分で現れる点の事だ。
これは要素内座標で定義されている。

ちなみに,要素の各節点が定義されている座標から要素内座標に変換するのを内挿処理を行う。
積分点は要素内座標で定義されているので,逆に節点が定義されている座標に変換することを外挿処理をする事になる。

外挿のやりかたは内挿処理で使った行列の逆行列を掛けてあげればいい。


ところがだ,NikishcovさんのIntroduction femにはその辺の事がなくて唐突に変換の行列だけがぽんっと出てくる。

ということで,現在は内装処理の変換行列の逆行列を求めている。