プログラムの本を買う

Mac OS X Cocoa プログラミング 第3版を買いました。
いわゆるCocoaの入門本ですね,この手の本を買うのは久しぶりです。
(入社当時はC, C++ Windowsプログラム, Java, Ruby Perlといろいろ買って勉強しました,最近はアルゴリズムの本ばっかりです)


Cocoaを使ったアプリケーション開発に慣れたかったので入門の本を一冊ほしいなぁと思い始めてて,
書店で手に取ると自分のフィーリングとあったのでので買いました。

ウェブ上の評判はなかなかよかったのも購入を後押ししましたね。



Cocoaを使ったプログラムは結構とっつきにくくて,nibとよばれるファイルでGUIの初期化というかインスタンスの生成まで行われるというのがどうも。。。
Win32みたいに,APIを使ってウィンドウの仕組みを一つずつ地道にやってまず慣れるってことができないのがやだなぁと思ってました。

それでわかりやすくてかつOpenGLまで触れてるものを買おうと思いました。


本の話からずれるけど,現在はObjective-cCocoaに大分慣れてきました。
慣れるとnibの手法はエレガントで簡単だし,Objective-cの言語仕様とGUIの処理が本当にマッチしててすごく便利です。
C++オンリーの開発にはもどりたくなくなる。。。
まぁカテゴリはいい点もあるけど困る点もある,この件は次回に。



はなし戻って,
本の内容は,小さなアプリケーションを開発していきながらCocoaを使った,Macでの開発のいろはをわかりやすく解説という流れです。

よくあるCocoaの入門書はObjective-cとはなんぞやから始まったり,そういうのをすっとばしてただただCocoaが提供するライブラリの機能説明に終始したりします。
しかしこの本は,Cocoaを使ったGUIのプログラムを作りながらObjective-Cの仕様がCocoaでどのように生きているのかを語ってくれるので非常にわかりやすい。

説明文は非常に簡潔だけど,Cocoaというライブラリの設計思想にまで触れているようにかんじられます。