データ圧縮その2

前回malibu-bulldogの日記で書いたデータ圧縮に関しての続き。
ちょっと尻切れトンボな感じで終わってしまった圧縮アルゴリズムの検討の続き。

ロスレスな手法として予測子修正子法をベースにしたものがあると前回書いたけど,それにかんしての追記。
2008年に佐野健太郎氏と山本悟氏が「第 22 回数値流体力学シンポジウム」で
数値流体力学専用計算機における実効メモリ帯域向上に関する一考察
というタイトルで発表している。

URLは
ERROR - Japan Society of Fluid Mechanics-

内容は数値流体力学計算で圧縮適用の評価にかんして書かれている。
その中で目を引く一文は,データ量が半分ぐらいになったことだろう(いいときは1/4だそうだ)。

流体なんでいわゆるCFDと呼ばれる分野だがFEMにも適用できるのではないか?と当時は思った。
来年ぐらいに自分でFEMのソルバ書いたら試してみたいと思う。