Cocoaに思うこと

しばらくWin32だのMFCを触っていないので忘れてしまいましたが,確かテーブルにチェックボックスいれるのは大変だった気がします。
いろいろ書かなければいけいないことが多い。
C#とかだとこの辺はよくなっているのかな?

Gtkはわりとサクッとできますが,MFC同様にあれこれ手続きが必要。
Javaも手続きというかそういうのが多かった気がしますね〜
(そのかわりどのOSでも動いてくれるのは魅力的でしたが,フォントの違いのせいでGUIがずれたりしたのに苦しんだ記憶が)

そのてん,Cocoaは静的な配置のコンポーネントならば全てGUIで設定可能。
設定可能というのは,例えばテーブルにある配列を元に一覧表を表示するといったことまで含めます。
すごいです。今まで触ってきたGUI用ライブラリでは多分作るのが一番らくです。
こりゃあ楽でいいなぁ〜と毎回思いますね。

しかし,僕だけかもしれないけど,GUI上で簡単に作れてしまうゆえにプログラム経験が少ない人が触るとすごく釈然としないんじゃないかな〜と思います。
なんかよくわからないけど動いた〜みたいな事になるのでは?

まぁでも,経験ある人がやるとすごく便利!ってなるんだろうけど。
経験ある人というのは例えばこれまで「MFCなりJavaなりでGUIとか作ったことあります&デザインパターンGoFぐらいならだいたいやってます」系な人。
そんな人だったらCocoaライブラリの使い方を習得するのは早いと思うしすぐに便利と感じるだろう。

それから書籍もたくさんある。
(いちから始めるならネットの情報だけより道筋がしっかりしている本の方が楽だ)
もっともその本はみんなiPhoneがらみだと思うが。
巷でiPhone系のCocoa本がたくさんあるのはやっぱりiPhoneを作りたいという人が多いからでしょうね。
僕もDSでゲームを作ったことがあるからわかるけど,やっぱりプログラマとして手元のデバイスでプログラムが動くのは
とってもうれしいこと。

Cocoaの作りやすさもiPhone人気を支える一つでは?と思う。


ところでid:etopirika5さん一押しのQtというGUIライブラリは使ったことないです。
Qtというのはキュートと読むそうです。
OSに依存しない素晴らしいライブラリだそうで,GoogleEarthやAdobePhotoshopElementやOperaSkypeにも使われているそうだ。
非常に興味があるので近いうちに試したいと思う。